Visit Inari:イヴァロの Kultahippu でランチ、イナリ湖のほとりで迎える朝

イヴァロの Kultahippu でランチ、Holiday Village Inari のコテージに一泊、イナリ湖畔の朝。イナリとイヴァロの Visit Inari のホテル、コテージ、アクティビティ。

10月の朝、Holiday Village Inari の湖畔にあるオーロラブランコ。

10月、私はサーリセルカから北へ車を走らせていました。昼ごろイヴァロに差しかかったところで、ランチをとるためにホテル兼レストランの Hotel Kultahippu の敷地へハンドルを切りました。夕方にはもうイナリに着いていて、夜は専用サウナ付きの Holiday Village Inari のコテージに泊まりました。翌朝は湖岸に立ち、イナリ湖の上の空が輝きはじめるのを見ていました。朝食は村の中心にある Hotel Inari でとりました。

三か所とも、イナリの家族経営の会社 Visit Inari のものです。一家は1980年代初めにスキーサファリとトナカイサファリから始め、今ではホテル二軒とコテージを持ち、一年を通してアクティビティを提供しています。

Kultahippu|kultahippu はイヴァロの中心部、川のほとりにあり、空港からも十キロあまりしか離れていません。私は奥に大きな石造りの暖炉があるホールで、窓辺の席に座ってランチを食べました。ランチはビュッフェ形式で、アラカルトには北国ならではの料理や料理長のオリジナル料理が並びます。その日のランチメニューは Kultahippu のサイト|kultahippu_lounas で確認できます。

Visit Inari は2025年秋、Kultahippu を土地と建物ごと買い取りました。社長のトンミ・ラッパライネンさんは、買収の際にこう語っています。「Kultahippu ならではの歴史と雰囲気を、私たちが長年かけて築いてきた多彩なアクティビティのラインナップと結びつけることが目標です」

客室は三つの建物に分かれています。もとの Kultahippu は全面改装を終え、川岸の増築棟 Jokiranta は2018年春に完成しました。Pankkila は、古い銀行の建物を改修したものです。

Kultahippu のビュッフェから取ったランチ。

イヴァロ中心部のホテル兼レストラン Hotel Kultahippu。

午後はイナリの村とサーミ博物館シーダを見て回り、夜、Visit Inari の光る看板の前で足を止めたときには、もうすっかり暗くなっていました。

Holiday Village Inari|lomakyla はイナリ湖のほとり、国道4号線沿いにあるので、ここから北へ、あるいはノルウェーへとドライブに出かけるのも簡単です。私が泊まったのは、2022年に完成した Inari Sauna Suite|sauna_suite のひとつでした。ドアを開けると、まず小さなキッチンがありました。その奥にソファベッドのあるリビングと独立した寝室があり、バスルームの隣にはさらに専用サウナがありました。

湖畔ではさらに Aurora Sauna & Hot Spring|aurora_sauna を時間単位で予約でき、ロウリュを楽しんだあとは屋外のジャグジーに入れます。

10月の晩、イナリにある Visit Inari の光る看板。

朝、芝生には霜が降りていました。八時を少し過ぎたころ、湖の上の空がオレンジ色に染まると、水面から霧が立ちのぼり、沖では一艘の舟が動いていました。

Holiday Village Inari の湖畔には、オーロラブランコ|aurora_swing(Aurora Swing)があります。冬はここに座って凍った湖の上のオーロラを、夏は真夜中の太陽を眺められます。10月の朝、ブランコの向こうには静かな湖が広がっていました。岸辺にはもう薄い氷が張っていました。

同じ湖岸の様子は、出かける前に見ておくこともできます。Holiday Village Inari のカメラが、イナリ湖から昼夜を問わず ライブ映像|webcam を配信しているからです。

Hotel Inari|hotelli_inari は村の中心部、Holiday Village Inari から半キロほどのところにあります。ホテルに併設された Restaurant Aurora|ravintola_aurora の窓からは、ユートゥア湾の方角にイナリ湖を見渡せます。

日の出のころの Holiday Village Inari のコテージとイナリ湖。

タパニ・ラッパライネンさんは1980年代初め、父親とともにグループ向けのスキーサファリやトナカイサファリ、自然の中でのランチを企画しはじめました。自分の会社を立ち上げたのは1994年。2015年にタパニさんの上の息子二人、トンミさんとトゥオマスさんがオーナーとして加わったとき、社名は Visit Inari Oy になりました。

家族のほかにも観光業のプロが働いていて、その大半は地元の人です。同社によれば、フィンランドのサーミ議会が定めたサーミ地域観光の倫理指針に従い、仕入れでは地元の業者を、キッチンでは地元の食材を優先しているそうです。

冬は選択肢が豊富です。ハスキーとトナカイ|huskyt_porot、スノーモービルサファリ|moottorikelkat、スノーシューやスキーのツアー、氷上釣り、そして車やスノーモービルで、あるいはトナカイと一緒に出かける オーロラツアー|revontuliretket があります。夏と秋には イナリ湖クルーズ|risteily、川舟で行くレンメンヨキ|lemmenjoki、ユートゥア川のラフティング、ハイキングに出かけられます。ハスキーファーム|huskytila は夏にも訪れることができ、オーロラツアーは早くも9月に始まります。

イヴァロ空港からイナリまでは約50キロです。Visit Inari の 空港送迎|lentokenttakuljetus は、事前に予約すればイヴァロのすべての便に対応します。ドライバーがターミナルのロビーで Visit Inari の看板を持って待っていて、Hotel Inari、Holiday Village Inari、Crow Creek Cabins のいずれかまで送ってくれます。予約はほかのアクティビティと同じ方法でできます。

Hotel Inari と Restaurant Aurora はイナリ中心部の Inarintie 40 にあり、Holiday Village Inari は同じ通りの26番地です。Crow Creek Cabins は Sarviniementie 沿いにあります。イヴァロの Hotel Kultahippu は中心部の Petsamontie にあり、公式サイトは hotellikultahippu.fi|loppu_kultahippu です。そのほかの宿泊、アクティビティ、送迎は visitinari.fi|loppu で予約できます。

イナリとイヴァロのコテージ、ホテル、ツアー

イナリの家族経営の会社。イナリ村で Holiday Village Inari と Hotel Inari を、イヴァロでホテル兼レストランの Hotel Kultahippu を営み、冬と夏にはツアーを催行しています。

3月の夜、Holiday Village Inari のコテージの上に輝くオーロラ。

Visit Inari のツアー中、オーロラの下にいるトナカイ。