サーリセルカ:ヴァリマーとヴィスキティエに80超の区画

イナリ自治体の議会が9月24日、両計画を承認しました。ヴァリマーには住民向けに戸建て住宅用22区画とテラスハウス用2区画が設けられ、ヴィスキティエは別荘地になります。

イナリ自治体の議会は9月24日(木)、サーリセルカ中心部の南側の地域を対象とする二つの地区詳細計画を承認したと、翌日 ラピン・カンサ紙が報じました 。同紙によると、これらの計画によってサーリセルカには80を超える新たな区画が生まれます。二つの地域は異なるニーズに応えるもので、ヴァリマー(Välimaa)はサーリセルカで一年を通して暮らす人々のため、ヴィスキティエ(Viskitie)は別荘と観光のための地域です。

ヴァリマー:通年で暮らす人のための住宅

ヴァリマーは中心部から約1.5キロメートルの場所にあり、東側のすぐ近くをウルホ・ケッコネン国立公園の境界が通っています。計画では戸建て住宅用に22区画、テラスハウス用に2区画が設けられます。住宅用の区画では、広さに応じて延べ床面積200から350平方メートルまでの建築が認められ、住宅のほかにガレージ、庭のサウナ小屋、薪小屋を建てることができます。

自治体の計画説明書によると、サーリセルカではこれまで新しい住宅を建てるための区画が提供されておらず、定住用の区画ができれば、リゾートが一年を通して働き手を確保しやすくなると見込まれています。テラスハウス用の2区画は、需要が高まったことから手続きの途中で追加されました。

区域の北側と東側の縁に沿って延びる照明付きのトレイル、クータモラトゥ(Kuutamolatu)はそのまま残されます。自然愛好団体のInarin Luonnonystävätは意見書で、国立公園に最も近い12区画の削除と、建築可能な面積の縮小を求めました。自治体は区画を残し、削除すれば道路とインフラ網の建設費が大幅に膨らみ、販売する区画の価格も上がると回答しました。

同団体はまた、区画をAirbnbでの貸し出しなど観光客の宿泊に決して使わないよう求めました。これに対して自治体は、計画では区画を定住用と定めているものの、建物を賃貸するかどうかは地区詳細計画で決められる事柄ではないと回答しました。

ヴィスキティエ:ラーニラ方面の別荘地

ヴィスキティエ地区は中心部から南へ約2.5キロメートル、ヴァンハセルカ(Vanhaselkä)とラーニラの間に位置し、南端は国道4号線に達しています。この計画は、フィンランドの国有地を管理する国営企業メッツァハッリトゥス(Metsähallitus)の提案を受けて作成されました。1974年に定められたラーニラの水辺地区詳細計画に代わるもので、旧計画のもとでは23の建築用地に建物が建てられています。

新しい計画では、別荘用と観光サービス用の街区が定められています。ヴィスキティエ通り沿いでは、各建築用地に建てられるのは別荘2棟とガレージまでで、古いコテージはそのまま残すことができます。地区全体の面積は84ヘクタール、延べ床面積は合計19,440平方メートルで、土地の大部分は近隣レクリエーション用地に指定されています。

自治体によると、サーリセルカの計画区域では別荘用の空き区画が不足しており、ここ数年は区画の需要が旺盛でした。

両地区の土地利用協定は互いに結びついています。両方の計画が実現すれば、メッツァハッリトゥスは両地区の計画策定費用と土地利用・開発負担金の対価として、ヴァリマーの全区画をイナリ自治体に引き渡します。自治体執行委員会によると、これにより新しい住宅地のすべての区画が同じ条件と価格になります。

どちらの計画もまだ発効していません。議会の決定に対しては行政裁判所に不服を申し立てることができ、計画は自治体が公告して初めて効力を生じます。ヴァリマーにはまだ上水道、下水道、電線がなく、これらは計画の実施に合わせて整備されます。両地区の計画説明書はいずれも、ヴィスキティエ通りの交通量が増えるため道路の補修が必要になると指摘しています。

ヴァリマーの区画の価格や申し込みの受付時期は、まだ公表されていません。区画の販売と賃貸は、イナリ自治体の技術部が担当しています。

現在のサーリセルカの様子や、季節ごとの泊まる場所と過ごし方については、当サイトの サーリセルカ・ガイド と LaplandVibesの宿泊セクション をご覧ください。